04.南側

ウメ

1月中旬ごろから2月にかけて赤や白の花を咲かせるウメ。寒さのピークに、縮こまったからだと心をほっこり温めてくれる花です。別名「春告草(はるつげぐさ)」。サクラと違い、咲き方も散り方もゆっくりですから、花を長く楽しむことができます。

6月ごろ、実を収穫して梅干しや梅酒、ジュースなどにします。この時期はちょうど「梅雨」。梅の実がなるころに降る雨、というわけです。

「春告草」「梅雨」。四季のある日本ならではの風情ある表現ですね。